塩分は控えめに!ってよく言われることです。
常識にもなりつつもありますが、そもそも日本人は
普段の食事でどの位塩分を取っているのでしょうか。
2014年の国民栄養調査によると1日の食塩摂取量は
平均男性で10g、女性で8gです。
厚生労働省は昨年4月食塩摂取量の目標を見直しています。
それによると男性はこれまでは1g少ない9g未満、
女性で0.5少ない7.5g未満とへと低減され、より厳しくなりました。
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ということは現状よりも目標はもっと少なくしなければならないんですね。
ちなみにWHOの目標は更に厳しく5g未満と設定しています。
世界的事情はもっと厳しい訳でして、現段階では私達日本人は
WHO目標のおおよそ2倍塩分を摂っていることになります。
そもそも塩分のとりすぎはなぜ良くないのでしょうか?
よく言われることは塩分のとりすぎは高血圧の原因なのです。
塩分を取りすぎると体内の余分な塩を血圧を上げて
排出する状態が慢性化したり塩で動脈が硬くなるという
状態が続き、敷いては心臓病や脳卒中の原因になってしまいます。
日本人の食事はしょっぱいものが多くてお醤油、
味噌がベースになっていて塩分を控えるのは難しいことです。
醤油や味噌に限らず私達が普段使っている調味料には
沢山の塩分が含まれてることが多いです。
食事をする時に無意識に醤油やソースなどの調味料をかけるのをやめましょう。
例えば、豚カツを食べる時に添えてあるキャベツだけにソースを掛けてとんかつにはレモンをかけると塩分も押さえられ、一緒に食べることで美味しく食べれます。
その他にも塩分の高い食べ物はたくさんありますよね。
塩分に気をつける食品といえば、ラーメン、蕎麦うどんなどの麺類を食べるときにはスープを残すことに慣れましょう。
ラーメンの場合、スープを全部飲むとそれだけで6~8gの塩分を取ることになります。
スープを全部飲むと、これだけで1日の塩分摂取量の目標以上になってしまいますね。
これ以外にも塩分の高い食べ物といえば・・・
魚の練り製品やハム、ソーセージなどの加工品の食べ過ぎには気をつける必要があります。
例えば、ちくわは1本0.7g程度の極端に塩分が多いわけではありませんが、魚の練り製品を多く含むおでんは一度の食事で多くの塩分を取ることになります。
おでんはこれからの季節には多く食べられ増えて来るので塩分を気をつけなければならないです。
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